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2022 年度 研究成果報告書

タイムゾーンとサービス・タスク貿易理論の動学的展開および経済成長への含意

研究課題

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研究課題/領域番号 16H02016
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 経済政策
研究機関神戸大学

研究代表者

中西 訓嗣  神戸大学, 経済学研究科, 教授 (20237324)

研究分担者 趙 来勲  神戸大学, 経済経営研究所, 教授 (70261394)
胡 云芳  神戸大学, 経済学研究科, 教授 (30379466)
上東 貴志  神戸大学, 計算社会科学研究センター, 教授 (30324908)
土居 潤子  関西大学, 経済学部, 教授 (00367947)
岩佐 和道  神戸大学, 経済経営研究所, 教授 (00534596)
橋本 賢一  神戸大学, 経済学研究科, 准教授 (70403219)
市野 泰和  立命館大学, 経済学部, 教授 (50280706)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2021-03-31
キーワードタイムゾーン / タスク貿易 / 動学分析 / 教育選択 / 人的資本 / 人口動態 / 内生的成長 / 貿易政策
研究成果の概要

本プロジェクトでは(A)静学的貿易理論の拡張を扱うグループ,(B)基礎的動学分析ツールの開発を扱うグループおよび(C)動学分析ツールの応用面編実装を扱う3つのグループに分かれて相互交流的に作業を進めてきた。(A)ではタイムゾーン格差とシフトワーキングとの関係,サービスの一般的特性を取り入れた貿易理論の構築を行ってきた。(B)ではタスク分解・タスク貿易の要因を取り入れた海外直接投資・国際資本移動に関する動学的モデルの構築を進めた。(C)ではタイムゾーン格差によるシフトワーキングと家庭内生産部門・市場生産部門との関係が長期定常均衡の性質にいかなる影響を及ぼすのかの解明に努めた。

自由記述の分野

国際経済学

研究成果の学術的意義や社会的意義

タイムゾーン格差とサービス・タスク貿易自由化は,静学的な効率性改善のみならず,タスク分解を通じた企業内部の構造変化や(正あるいは負の)外部性をもたらす分野への影響を通じて動態的効果を生み出す。本プロジェクトによって獲得されてきた知見によって,経済厚生の観点から望ましい企業内タスク分業と国際生産ネットワークの構造,タスク・サービス貿易の自由化による人的資本と労働市場の動態,経済成長への含意とそれをもたらすメカニズムが明らかとなり,益々進展するサービス経済化とグローバル化の中にあって,各国の経済発展に向けた有益な政策提言や企業の戦略的国際展開の指針などを導くための基盤を形成できるようになる。

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公開日: 2024-01-30  

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