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2018 年度 研究成果報告書

高運動量ハドロンビームを用いた精密ハドロン分光用大立体角汎用分析装置の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 16H02188
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
研究機関大阪大学

研究代表者

野海 博之  大阪大学, 核物理研究センター, 教授 (10222192)

研究分担者 石川 貴嗣  東北大学, 電子光理学研究センター, 助教 (40400220)
白鳥 昂太郎  大阪大学, 核物理研究センター, 助教 (70610294)
研究協力者 小沢 恭一郎  
宮地 義之  
菅谷 頼仁  
成木 恵  
高橋 智則  
小松 雄哉  
YANG Seongbae  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードチャームバリオン / チャームハドロン / ダイクォーク / 重いクォーク / 大強度ビーム
研究成果の概要

本研究課題によって、高運動量ハドロンビームを用いた精密ハドロン分光用大立体角汎用分析装置に係る、(1)大強度ビームに対応可能な高速ファイバー飛跡検出器、(2)粒子識別検出器に係る高時間分解能タイミング検出器、(2)次世代のトリガレス高効率高速データ収集システム、の開発を行った。また、(4)本研究がきっかけとなり、検出器の開発と汎用分析装置を用いた将来の共同利用研究に係る国際協力が進んだ。

自由記述の分野

ハドロン原子核物理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

宇宙における物質の形成と進化の解明は、今日の自然科学における重要課題であり、古来より人類が解を求めてきた謎である。クォークからどのようにハドロンが形成されるかはハドロン物理の基本的な課題であり、宇宙の多様な物質形成の根源に関わる問題である。強い力でハドロン内部に閉じ込められたクォークの動きを知るため、重いクォークをハドロンに注入し、ハドロンを励起させ、クォークの動きを炙り出す方法が有効である。我が国のJ-PARCは、大強度高運動量ハドロンビームを用いて、重いクォークを含むハドロンの励起状態の調べられる世界で唯一の施設である。このために必要な汎用分析装置に係る本研究成果は非常に意義が高い。

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公開日: 2020-03-30  

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