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2019 年度 研究成果報告書

陰イオンガス検出器による暗黒物質直接探索実験

研究課題

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研究課題/領域番号 16H02189
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
研究機関神戸大学

研究代表者

身内 賢太朗  神戸大学, 理学研究科, 准教授 (80362440)

研究分担者 波場 直之  島根大学, 学術研究院理工学系, 教授 (00293803)
濱口 幸一  東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (80431899)
高田 淳史  京都大学, 理学研究科, 助教 (90531468)
長尾 桂子  岡山理科大学, 理学部, 講師 (90707986)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワード暗黒物質 / 地下実験 / 低放射能技術 / 粒子検出器 / 宇宙線実験 / 素粒子実験
研究成果の概要

本研究は、宇宙の組成の1/4を占める未発見の素粒子「暗黒物質」の発見及び性質解明を究極の目標として研究を進めた。暗黒物質の発見および性質解明に重要となる方向に感度を持つ手法の感度を向上させるために、新しい技術の検出器「陰イオンガスTPC」の開発を行った。また、地下実験による方向に感度を持つ暗黒物質探索を行った。本研究によって方向に感度をもつ暗黒物質探索の感度を約1桁が向上させることに成功、暗黒物質の発見が示唆されるDAMA領域の探索が目前に迫った。今後のさらなる低バックグラウンド化、大型化によって暗黒物質発見の決定的な証拠、さらに正体解明も期待できる、大きく前進した研究となった。

自由記述の分野

宇宙素粒子物理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、宇宙の組成の1/4を占める未発見の素粒子「暗黒物質」の発見及び性質解明を究極の目標として研究を進めた。暗黒物質の発見および性質解明に重要となる方向に感度を持つ手法の感度を向上させるために、新しい技術の検出器「陰イオンガスTPC」の開発を行った。また、地下実験による方向に感度を持つ暗黒物質探索を行った。これらの結果は、宇宙の大きな謎である暗黒物質の正体解明対する大きな一歩となった。

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公開日: 2021-02-19  

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