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2018 年度 研究成果報告書

過去1000万年間の長期的な地磁気変動の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 16H02233
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 地質学
研究機関東京大学

研究代表者

山崎 俊嗣  東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (80344125)

研究分担者 堀内 一穂  弘前大学, 理工学研究科, 助教 (00344614)
山本 裕二  高知大学, 教育研究部総合科学系複合領域科学部門, 教授 (00452699)
中村 教博  東北大学, 高度教養教育・学生支援機構, 教授 (80302248)
研究協力者 熊谷 祐穂  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード古地磁気 / 古地磁気強度 / 伏角異常 / IODP / ベリリウム同位体
研究成果の概要

深海底堆積物より、過去約800万年間の連続的な古地磁気強度変動記録を得た。堆積物の岩相変化が古地磁気強度推定に与える影響を評価し補正した。この年代範囲では、平均的地磁気強度と地磁気逆転間隔、地磁気極性の間に相関は認められない。地磁気クロン毎の平均的伏角異常を求め、過去約500万年には多少の極性バイアスが存在することを確認し、約600万年以前では伏角異常の符号が反転する可能性を示した。

自由記述の分野

古地磁気学

研究成果の学術的意義や社会的意義

過去約800万年間の古地磁気強度変動及び伏角異常の連続的な記録を得たのは世界で初めてであり、学術的意義が大きい。また、現在当該分野で大きな問題となっている、相対古地磁気強度推定への堆積物岩相変化の影響について、それを見積もり補正する道をひらいたことで、今後、相対古地磁気強度記録の統計解析に基づいた、古地磁気強度と地球軌道要素の関係、逆転間隔との関係などの理解が進むと期待される。

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公開日: 2020-03-30  

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