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2018 年度 研究成果報告書

トランスミッションダイナミックスから見たRSウイルスの疫学と新たな対策の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 16H02642
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 疫学・予防医学
研究機関東北大学

研究代表者

押谷 仁  東北大学, 医学系研究科, 教授 (80419994)

研究分担者 斉藤 繭子  東北大学, 医学系研究科, 准教授 (20598031)
神垣 太郎  東北大学, 医学系研究科, 助教 (80451524)
石井 直人  東北大学, 医学系研究科, 教授 (60291267)
玉記 雷太  東北大学, 医学系研究科, 助教 (40507919)
研究協力者 岡本 道子  
齊藤 麻理子 (小畑 麻理子)  
古瀬 祐気  
乙丸 礼乃  
上野 史彦  
Clyde Dapat  
LUPISAN Socorro P.  
TALLO Veronica  
ALDAY Portia P.  
MERCADO Edelwisa S.  
Sirjan Bastola  
Malasao Rungnapa  
Alexander Burmaa  
Od Isn  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードRSウイルス / フィリピン / モンゴル / ザンビア / 疫学 / 伝播動態
研究成果の概要

フィリピンにおいてRS(Respiratory Syncytial)ウイルスを主体としたコホート研究を実施し、RSウイルスの再感染にFタンパクの特定のアミノ酸変異が関連する可能性を示し、年齢別の詳細な罹患率や乳児への感染源として年長児が重要であることなどを明らかにした。また、モンゴルにおいてもコホート研究を実施し、地域内でのRSVの伝播動態などを明らかにした。ザンビアでは、RSVのシークエンスの解析を開始し、特異な変異を持つウイルスを検出した。

自由記述の分野

ウイルス学

研究成果の学術的意義や社会的意義

RS(Respiratory Syncytial)ウイルスは世界のどの地域でも小児の重症急性呼吸器感染症の最も重要な原因である。特に低・中開発国ではRSウイルスにより多くの子どもが死亡していると考えられている。しかし、RSウイルスに対してはワクチンも抗ウイルス薬も実用化されていない。ワクチン開発の大きな課題として、伝播動態(トランスミッションダイナミックス)などの疫学像が未だによくわかっていないということがある。本研究ではフィリピンなどの低・中開発国でRSウイルスについてのウイルス学的・疫学的解析を行うことで、多くの新たな知見を得ることができ、将来のワクチン開発につながる研究成果があげられた。

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公開日: 2020-03-30  

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