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2020 年度 研究成果報告書

最先端分子細胞テクノロジーの応用による呼吸器疾患病態解明と治療開発

研究課題

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研究課題/領域番号 16H02653
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 呼吸器内科学
研究機関東京大学

研究代表者

長瀬 隆英  東京大学, 医学部附属病院, 教授 (40208004)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2021-03-31
キーワード呼吸器内科学
研究成果の概要

COPD、ARDS、特発性間質性肺炎、肺がんなどは、その難治性・致死性や高い発症頻度から、社会的にも極めて重大な疾患群である。これらの肺疾患の病態機序・治療標的は未だに不明であり、新治療法の開発が急務とされている。
発生工学などの進歩により、器官形成、ストレス応答、細胞の増殖・分化と組織の再生や、これらの制御系の破綻がもたらす疾患病態が解明されつつある。本研究ではこれらの最先端技術を活用し、呼吸器官の形態形成や恒常性維持機構を解明し、ARDS・肺線維症・肺癌などの呼吸器疾患の病態理解を深め、治療法開発への糸口を探索した。

自由記述の分野

呼吸器内科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、発生工学的手法を応用し、疾患発症機序を明らかにし治療標的を探索した。難治性呼吸器系疾患に対する治療薬剤の開発は目下、困難を極めている。最新アプローチを駆使した本プロジェクトは、文字通り「ベンチからベッドへ」という橋渡し的役割を果たすものであり、その成果は、薬剤開発のプロセスを短縮し、実用化に大きく寄与することが予想される。また、難治性呼吸器系疾患に対する治療薬の開発は、社会医学的にも医療福祉・医療経済的にも莫大な貢献をなすことが予想される。

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公開日: 2022-01-27  

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