研究課題
統合失調症の神経活動異常と神経免疫異常をターゲットとして、その相互メカニズムの解明に向けて動物モデル実験とヒト橋渡し研究をできうる体制を今年度は整備した。具体的には、齧歯類モデルにおいてグリア関連の検索に加えて、脳波測定のシステムを分担研究者とともに構築した。ヒト橋渡し研究では、免疫異常と脳波異常を計測するための測定系を整えた。
1: 当初の計画以上に進展している
初年度の行うセットアップを予定通り遂行することができたため。
平成29年度以降は、初年度にセットアップした実験・測定系を稼働して、データを蓄積し、仮説解明を志す。
すべて 2017 2016
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 1件)
Frontiers in Immunology
巻: 7 ページ: 676
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Schizophrenia Research
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Advances in Neuroimmune Biology
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