研究課題
本研究では、統合失調症およびその関連精神神経疾患(うつ病、双極性障害、てんかん性精神病、発達障害など)における脳神経活動異常と免疫異常の解明を志してきた。成果の概要は、下記の通りである。①初発統合失調症のγ帯皮質活動異常の発見(under review)、②fMRIを用いたASSR異常の発見(EBioMedicine 2017)、③統合失調症の位相-振幅変調異常の同定(Biol Psychiatry CNNI 2018)、④てんかん性精神病の主座の同定(Brain Imaging Behav 2019)、⑤統合失調症の大規模共同研究(脳形態:Neuroimage Clin 2017, NPJ Schizophr 2017, Mol Psychiatry 2016、社会機能:Schizophr Res 2018, PCN 2017、眼球運動:Schizophr Res 2018)、⑦気分障害におけるγ帯皮質活動異常についての研究(J Affect Disord 2016)、⑧統合失調症の聴覚判別機能に関する研究(in prep)、⑨アジア精神病研究コンソーシアムの整備(東京大学・ソウル大学・台湾大学等)、⑩脳波-fMRI同時測定(in prep)、⑩未服薬のうつ患者における末梢血中の神経由来エクソソーム関連サイトカインの同定(Kuwano et al. J Affective Dis 2018 nov)、⑪ 疼痛性障害患者由来ミクログリア様細胞におけるTNF-αの異常同定(Sci Rep 2017)⑫発達障害関連身体疾患に関する直接誘導ニューロンでの特異的遺伝子発現の同定(Sci Rep 2017)、⑩未治療未服薬のうつ患者における末梢血中の神経由来エクソソーム関連サイトカインの同定(Kuwano et al. J Affective Dis 2018 May)
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2019 2018
すべて 雑誌論文 (6件) (うち国際共著 4件、 査読あり 6件、 オープンアクセス 3件)
Frontiers in Cellular Neuroscience
巻: 13 ページ: 31
10.3389/fncel.2019.00031
Psychiatry and clinical neurosciences
巻: in press ページ: in press
10.1111/pcn.12842
Journal of Affective Disorders
巻: 231 ページ: 74-82
10.1016/j.jad.2018.01.014
American Journal of Psychiatry
巻: 175(5) ページ: 483-484
10.1176/appi.ajp.2018.17121404r
Psychiatry and Clinical Neurosciences
巻: 72(10) ページ: 780-788
10.1111/pcn.12691
巻: 240 ページ: 88-98
10.1016/j.jad.2018.07.040