研究分担者 |
張 勇 長野県短期大学, 教授 (10290107)
寺澤 才紀 信州大学, 学術研究院工学系, 教授 (50186110)
小林 敏枝 清泉女学院短期大学, 教授 (50413224)
中島 弘毅 松本大学, 人間健康学部, 教授 (80258954)
笹森 文仁 信州大学, 学術研究院工学系, 准教授 (70298090)
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研究実績の概要 |
研究代表者らは,日本の長野地域及びタイ,インドネシア,フィリピンの地域に,行政と大学機関の連携により,若年シニアの育成を目的とした健康教育プログラムに認知症予防を取り入れ, 取り組みの様子を図表化し, “見える化”することにより,根拠に基づいた包括的な健康教育を行う。本健康教育は2014年10月に国際規格となるISO9001:2008を取得し,今まで培ってきた日本での健康教育を基に,さらに教材・プログラム及び指導法を見直し,系統的健康教育を新たに開発した健康教育をアジア諸国に導入していくため,①Plan, Do, Check, Actionのサイクルに則ったISO健康教育を実践するための組織とソフトウェアの整備。②国内外の健康教育の実態調査に基づく,健康教育の教材・プログラム及び指導法の系統的開発。③中進国であるタイ,インドネシア,フィリピンが直面する高齢化問題に本ISO健康教育の導入を行うことで国際貢献した。そのため、日本で行われているISO健康教育システムの整備・改善を行い,再度日本の地域で試験実施した。同時に国内外の健康教育の実態調査を行い,アジア3か国で試験的に少人数による健康教育を行った。また、実態調査及びISO健康教育のアジアへの試験的導入により,教材・システムの課題と改善点を見出し,アジア諸国に普及するための指導法の確立とスタッフ養成・研修に関するプログラム開発を行った。今後は、新しく開発・改善されたISO健康教育システムを日本で実践し,その検証を行なった後, 日本で新しく開発・改善されたISO健康教育システムを本格的にタイ,インドネシア,フィリピンに運用していく。さらに第2回国際会議を開催し,新しく開発・改善されたISO健康教育システムを世界に普及していくための足掛かりとなるアジアネットワークの確立していく。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
日本で行われているISO健康教育システムの整備・改善を行い,再度日本の地域で試験実施でき、同時に国内外の健康教育の実態調査を行い,タイで試験的に少人数による健康教育を行うことができた。また、実態調査及びISO健康教育のアジアへの試験的導入により,教材・システムの課題と改善点を見出し,アジア諸国に普及するための指導法の確立とスタッフ養成・研修に関するプログラム開発も進み、新しく開発・改善されたISO健康教育システムを日本での実践も終え,その検証を行なった。
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