研究課題
研究代表者らは、本健康教育は国際規格となるISO9001:2008を取得し、タイ(マヒドン大学)・インドネシア(ウダヤナ大学)・フィリピン(サウスウェスタン大学)に、行政と大学機関の連携により、若年シニアの育成を目的とした健康教育プログラムを共同で実施した。本健康教育は、認知症予防を取り入れ、 取り組みの様子を図表化し、“見える化”することにより、根拠に基づいた包括的な健康教育であったが、今まで培ってきた日本での健康教育を基に、さらに教材・プログラム及び指導法を見直し,新たに開発した健康教育を導入し、次の3つを実施してきた。(1)Plan, Do, Check, Actionのサイクルに則ったISO健康教育を実践し、健康教育の有用性を向上させた。(2)国内外の健康教育の実態調査に基づく、健康教育の教材・プログラム及び指導法の系統的開発を行い、国際的に活用できる健康教育を構築した。(3)タイ・インドネシア・フィリピンが直面する高齢化問題に本ISO健康教育の導入を各地域にて行い、国際貢献した。更に2017年9月には、日本の信州大学教育学部にて第2回国際シンポジウム健康教育アジアネットワークを日本、タイ、インドネシア及びフィリピンの4ヵ国の大学機関の研究者を中心に招いて開催した。日本からの演題では,長野県松本市の健康教育プロジェクトである“松本市熟年体育大学”、箕輪町の“みのわ健康アカデミー”及び、木島平村の“木島平村ためして実践アカデミー”の成果について、それぞれ発表が行われた。フィリピンのサウスウェスタン大学での共同研究では、警察職員、日本企業の職員約300名に本健康教育を実施し、形態、体力、血液、脳機能の測定項目に有意開存項目が認められた。
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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すべて 国際共同研究 (3件) 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 2件、 査読あり 3件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (4件)
Asian journal pharmaceutical and clinical research
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長野体育学研究
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