研究課題/領域番号 |
16H02773
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
清水 周次 九州大学, 大学病院, 教授 (70274454)
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研究分担者 |
森山 智彦 九州大学, 大学病院, 准教授 (20452758)
工藤 孔梨子 九州大学, 大学病院, 助教 (50644796)
中島 直樹 九州大学, 大学病院, 教授 (60325529)
岡村 耕二 九州大学, 情報基盤研究開発センター, 教授 (70252830)
森山 大樹 九州大学, 大学病院, 准教授 (70586859)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | 遠隔医療 / 遠隔教育 / 情報通信 / 国際協力 / 中南米 |
研究実績の概要 |
新型コロナ感染症のパンデミックにより、計画は大きな変更を余儀なくされた。2年間の延長の後令和4年度に本研究を再開したものの、4月の時点では日本の入出国管理は未だ厳しい状況であり、毎年5月に開催していたアメリカでの進捗会議は見送らざるを得なかった。6月に外国人観光客の受入れが再開されたものの、PCR検査の陰性証明やフライトの減便・航空料金の高騰など、これまでとは全く異なった状況下での招聘準備が必要であった。 技術面でもこの2年間に劇的な変化が齎され、新たなシステムの導入や機器の普及が急速に進み、オンラインでのコミュニケーションがほぼ日常的な形へと変貌を遂げた。中南米においても通常の遠隔医療教育における技術的な課題はほぼ解消され、誰でも自由に参加できる環境へと様変わりした。カンファレンスのスタイルもこれまでは1つの部屋に設置された機器を用いグループとして参加していた形から、個人個人が自らのコンピューターを使ってアクセスする形が主流となり、そのことで音質や画質が向上したことは予期せぬ結果となった。 10月になり更なる水際対策の緩和で入出国共にPCR検査の必要性がなくなり、国の行来においてはほぼコロナ前の状況に近づいた。これを受けて、11月にはチリとブラジル、1月末にはコロンビア、コスタリカ、メキシコを訪問し、最終的な成果と今後の活動継続について個別に協議を行うことが出来た。また5か国以外への地理的拡大や胃癌以外への対象分野の展開についても既にプログラムが開始されている。 医師については10月から1月までに計5名を受け入れたが、技術の普及を勘案し技師の受入れは見送られた。データベースについては情報項目の一元管理および業務支援を目的としたオンラインマネジメントシステムを開発し、多施設間での効率的なプログラム管理が可能となった。今後は日本側若手指導者の育成にも力を入れていきたい。
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現在までの達成度 (段落) |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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