本研究では、まず、3D- GNSS技術、IMU、Visionセンサーの統合技術を開発し、都市部において1.5m以内の位置推定精度を達成した。次に、高架下では構造物のパターンが単調のため、LiDARで位置決定を行うのが困難な場合がある。本研究では、トポロジー情報のみから構成される地図とIMUの情報から測位が可能であることを示した。 最後に、航空写真上にSLAMデータを自動アラインメントし、絶対精度25cm程度のデジタル地図を自動生成する技術を開発した。さらにベクターフォーマットにより地図を構成する方法を提案し、point cloudと同等の位置推定精度を保てることを示した。
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