研究課題
昨年度に引き続き,継続的な環境計測・認識手法を担当する計測班,シミュレーションモデル開発を担当するシミュレーション班,4次元AR環境を編集・提示するためのユーザインタフェース(UI)開発を担当するUI班に分かれて行なった.計測班の研究では,29年度の研究で光源環境シミュレーションを用いたカメラ位置推定手法が実現されたため,実際の環境の計測を少なくし,より高精度なカメラ位置推定手法の開発を行う.光学特性の計測では,ライトフィールドカメラや物体計測やRGBDカメラを用いた物体の計測長時間計測とデータの統合手法の開発を試みた.シミュレーション班と計測班は協力し,不連続な計測結果の補間手法を開発を行う.29年度の研究でRGBDカメラによる断続的なデータの位置合わせに課題があることが分かったため,RGBDカメラの計測シミュレーションを用いて,断続的なデータの位置合わせ手法の開発を試みた.また,RGBDカメラ等の計測値を入力として物体の質感高速シミュレーション手法を開発を行い.高速なシミュレーションを実現するため深層学習を用いた手法の開発を行なった.UI 班の研究では,29年度に引き続き,高速カメラやRGBカメラ等で撮影されたデータに対して時間速度で再生・早送り・逆再生・巻き戻しなどができるUI を構築した.そのため,実時間で蓄積データの参照およびシミュレーションでの補完・内挿・外挿・バーチャル物体の重畳を行いながら個々の3 次元物体の集積としてのARシーン全体のボリュームデータを同期してアニメーションさせる手法の開発を行った.
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 2件、 査読あり 3件) 学会発表 (7件) (うち国際学会 4件、 招待講演 3件)
IEEE Transactions on Visualization and Computer Graphics
巻: 25 ページ: 1951~1960
10.1109/TVCG.2019.2899229
電子情報通信学会 和文論文誌C
巻: J102-C ページ: 170-178
巻: 24 ページ: 1~1
10.1109/TVCG.2018.2854737