研究課題
(1)研究打合せ会議:本研究の代表者及び分担者は,従来までの科研費研究を遂行する上で,十分な協議を行っているが,平成28年度上半期には,遠隔会議と対面の研究打ち合わせ会議を開催した.(2)文献研究・データベース化:従来までの文献研究に加えて,最新の知見を探索,蓄積するとともに,それらをデータベース化した./(3)国内外研究資料収集:同時に,国内外の先進的なシステム等の実地調査を進め,研究資料の収集を行った.(4)コンテンツの設計と開発:初年度に開発するコンテンツは,日本の各地域における植生の現実的なデータに基づいて構成された.植物社会学の観点から十分に検討を加え,試作版コンテンツの開発に取り組んだ./(5)ゲームの設計・開発:ゲームは,従来の科研費研究により基盤的・基礎的部分の一部が稼働する段階にあるが,ルール体系の全面的な刷新を図った./(6)システム設計・開発:学習者のインタラクションに基づいたコンテンツ提供を可能にするための通信制御システム及び試作版コンテンツとの結合試験を行い,試作版ゲームを完成させた.(7)環境教育プログラム開発:ゲームと野外体験を統合した環境教育プログラムを開発した./(8)予備実証実験準備・実施:予備的な実証実験の準備・実施を行った./(9)予備実証実験評価:予備的な実証実験の評価を行った.(10)予備的成果発表:予備的な実証実験の成果を緻密に分析し,平成29年度以降における国際会議に投稿した.投稿先は,The 9th International Conference on Computer Supported Education(CSEDU2017),The 12th Conference of the European Science Education Research Association(ESERA2017)などであった.
2: おおむね順調に進展している
交付申請書に記載した研究目的については,平成28年度については順調に達成されている.基礎研究・開発・評価も順調であり,成果も一定程度のものが蓄積されているからである.
平成29年度も当初の予定通り,研究打合せ会議,文献研究・データベース化,国内外研究資料収集,コンテンツ・ゲーム・システム・環境教育プログラムの設計と開発,本実証実験,評価分析,研究成果発表を実施する.
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Proceesings of 9th International Conference on Computer Supported Education
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