研究分担者 |
和田 隆宏 関西大学, システム理工学部, 教授 (30202419)
真鍋 勇一郎 大阪大学, 工学研究科, 助教 (50533668)
角山 雄一 京都大学, 環境安全保健機構, 助教 (90314260)
中尾 麻伊香 長崎大学, 原爆後障害医療研究所, 助教 (10749724)
尾上 洋介 日本大学, 文理学部, 助教 (50795630)
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、放射線誘発の突然変異発生頻度を定量化する数理モデルを分子進化速度と結びつけることで、進化の主たる原因が、生体内部に起因するDNAの変異にあることを定量的に確立し、生物進化の駆動力に関する議論との整合性を確かめる事であった。 生体内での修復機能をも考慮した数理モデルWAM(もぐらたたきモデル)はいろいろな機会に発表して、かなり知られるようになり、特に、EU主催国際学会(munich(2016)、Oxford:2017, Pari(2018)に参加し口頭発表の機会を得、認知度が高まった。また、2018年3月、大阪大学核物理センター、学審産学連携委員会等の共催で国際会議「 “International Workshop on the Biological Effects of Radiation - Bridging the Gap between Radiobiology and Medical Use of Ionizing Radiation” 」(BER2018)(https://www.rcnp.osaka-u.ac.jp/~ber2018/)を開催,そこでの発表論文が採択されオンライン情報公開中。 主要な発表論文: Wada T. et al., Journal of Nuclear Science and Technology, 53:1824-1830. (2016):Bando M. et al., International Journal of Radiation Biology, (2019) accepted:Tsunoyama Y. et al., International Journal of Radiation Biology, (2019) https://doi.org/10.1080/09553002.2019.1569772
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