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2018 年度 研究成果報告書

放射線生体影響に関する物理学、疫学、生物学の認識文化の比較分析

研究課題

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研究課題/領域番号 16H03094
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 科学社会学・科学技術史
研究機関大阪大学

研究代表者

坂東 昌子  大阪大学, 核物理研究センター, 協同研究員 (20025365)

研究分担者 和田 隆宏  関西大学, システム理工学部, 教授 (30202419)
真鍋 勇一郎  大阪大学, 工学研究科, 助教 (50533668)
角山 雄一  京都大学, 環境安全保健機構, 助教 (90314260)
中尾 麻伊香  長崎大学, 原爆後障害医療研究所, 助教 (10749724)
尾上 洋介  日本大学, 文理学部, 助教 (50795630)
連携研究者 樋口 敏弘  ジョージタウン大学, 外交学院, Assistant Professor
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード分野横断 / 放射線影響 / 科学者組織 / 科学と社会 / 認識文化 / トランスサイエンス / 放射線防護 / TEPCO
研究成果の概要

日本における物理学、分子生物学、疫学の各分野の「認識文化」を放射線の生体影響という課題を介して比較分析することで、ホームページで、調査研究を報告している。
http://radi.rirc.kyoto-u.ac.jp/sci/index.html
。①現場の科学者へのアンケート(予備調査と本格調査)を実施、異分野交流の実態と放射線リスク評価について分析結果を掲載した。②異分野交流を実践した先輩科学者のインタビューを実施、HPに公開、科学者のアクセスも多く評価が高い③トランスサイエンスの問題点を2回の合宿研究会で詰めた④実態から科学者組織の未来像、アセスメント科学という視点が浮上した。

自由記述の分野

放射線生物 物理学 科学史

研究成果の学術的意義や社会的意義

本企画は、「放射線の生体影響に関する分野横断的研究」JSPS研究開発専門委員会とも連携して、科学者間、科学者と市民とのネットワークを強めるなかで通じて、高い意識を持つ市民の率直な疑問に応える真摯な営みの重要性を明らかにした。市民、女性、そして子供が科学者間の横のつながりを促進するメカニズムは、ヒトの脳の働き、感情と理性との連動を示した。国際会議「BER2018」での市民フォーラムと高校生セッションは海外からも評価を得た。科学者の異分連携を進める重要なカギは、高校生、女性研究者の存在だという事が明確に見えた。以上を理論化することで、今後の異分野交流促進への方向への後の指針を与えると期待する。

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公開日: 2020-03-30  

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