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2018 年度 研究成果報告書

医療用微細マイクロミラーを高機能化するグアニン結晶

研究課題

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研究課題/領域番号 16H03169
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 生体医工学・生体材料学
研究機関広島大学

研究代表者

岩坂 正和  広島大学, ナノデバイス・バイオ融合科学研究所, 教授 (90243922)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードバイオミメティクス / バイオフォトニクス / 生体磁気工学 / グアニン結晶 / マイクロ光学素子
研究成果の概要

グアニン結晶ミラー板の磁場下での回転およびマイクロ流路内での動きを高速撮影し、その光反射挙動を明らかにすることに成功した。最大4テスラのパルス強磁場発生装置を用い、グアニン結晶の高速磁気回転運動の様子を光反射の時系列変化で計測する技術を開発した。水溶液中でのグアニン結晶集団の向き磁気ピンセットで操作し、結晶板における光干渉パターン(モアレ縞)が、生体組織(培養骨芽細胞やクシクラゲの微小管)の構造に依存して変化することを明らかにした。

自由記述の分野

生体医工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

魚類が自然界にて光を効率良く利用するために進化の過程で獲得したバイオジェニック・ミラーを医療診断に用いる上でのヒントと活用手法について基礎研究を推進した。グアニン結晶ミラー板の磁場下での回転およびマイクロ流路内での動きを高速撮影し、医療用のミラーとして十分な応答性を有することを示した。また、結晶板における光干渉パターン(モアレ縞)が、生体組織(培養骨芽細胞)の構造に依存して変化することを明らかにできた。今後は、新たな細胞診断法へのグアニン結晶の応用が期待できる。

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公開日: 2020-03-30  

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