研究分担者 |
石堂 典秀 中京大学, 法務研究科, 教授 (20277247)
出雲 輝彦 東京成徳大学, 応用心理学部, 教授(移行) (50296373)
川井 圭司 同志社大学, 政策学部, 教授 (50310701)
秋元 忍 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 准教授 (50346847)
金子 史弥 筑波大学, 体育系, 助教 (90645516)
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研究実績の概要 |
研究会を二回実施し、オリンピック憲章の翻訳及び打ち合わせを行った。また、オリンピック憲章の各規則に示されている法的論点について、報告及び討議を行った。 オリンピック憲章の歴史的な変遷については、関係する基礎資料をすべて収集した。また、特にオリンピズムの基本原則に関する変遷については、平成29年度の日本体育・スポーツ政策学会学会大会において研究成果「オリンピック憲章におけるオリンピズムの基本原則の変化」(齋藤・日下)を発表した。 オリンピック憲章の1980年代前後の大幅な改正に関する議事資料について、平成29年度も引き続きIOCオリンピック・スタディーセンターにおいて調査・収集を行った。 Lex Olympicaの影響に関する研究に関しては、各研究分担者毎に担当箇所の調査研究を行い、一部を研究論文、学会発表を行った。主な研究成果としては、金子史弥「ロンドン2012オリンピック・パラリンピックにおけるボランティア政策」『現代スポーツ評論』創文企画,37:101-112,2017年、秋元忍、「1908年オリンピックロンドン大会におけるホッケーの大会規定の制定過程に関する研究」,東北アジア体育・スポーツ史学会第12回大会、中国・浙江師範大学,2017年7月、Ishido, Norihide, Sport governance in Japan, Governance in Sport and the Olympic Movement, 国際オリンピックアカデミー(IOA)2017.5、Kawai, Keiji, Match-Fixing and Illegal Gambling in Japan: Cultural Interpretations of Integrity, Match-Fixing in Sport, pp.43-58, Routledge, 2017がある。
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