研究成果の概要 |
私たちは大脳基底核の淡蒼球外節のPrototypic neuronがSPの影響を受けていることを明らかにし、線条体直接路細胞が淡蒼球外節を介して間接路に影響を及ぼしていることを証明した(Mizutani et al., 2017)。このPrototypic neuronはドーパミン神経細胞を直接抑制している(Oh, Karube et al., 2017)。また、大脳皮質の運動関連領野が淡蒼球外節に直接の投射を送っていることを発見した(Karube et al., 2019)。さらに、線条体の尾側に黒質外側部に投射する特殊な神経細胞がいることを発見した(Ogata et al., 2022)。
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