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2019 年度 研究成果報告書

ヨーロッパの世俗的・宗教的アイデンティティの行方――政教関係の学際的比較研究

研究課題

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研究課題/領域番号 16H03356
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 宗教学
研究機関東京大学 (2019)
上智大学 (2016-2018)

研究代表者

伊達 聖伸  東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (90550004)

研究分担者 増田 一夫  東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (70209435)
見原 礼子  長崎大学, 多文化社会学部, 准教授 (70580786)
井上 まどか  清泉女子大学, 文学部, 准教授 (70468619)
木村 護郎クリストフ  上智大学, 外国語学部, 教授 (90348839)
小川 公代  上智大学, 外国語学部, 教授 (50407376)
江川 純一  東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 準研究員 (40636693)
岡本 亮輔  北海道大学, メディア・コミュニケーション研究院, 准教授 (30747952)
諸岡 了介  島根大学, 学術研究院教育学系, 准教授 (90466516)
内村 俊太  上智大学, 外国語学部, 准教授 (90710848)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワード宗教学 / 地域研究 / ヨーロッパ / 世俗主義 / 政教関係
研究成果の概要

本研究は、政教関係の観点から、ヨーロッパの近世から現代に至る時代の世俗と宗教という地域的にも時代的にも多様で広範な研究対象を再構築し、新しいナラティヴでその全体像を語り直した。その際、さまざまなディシプリンを活用しつつ、各国に固有の論理とヨーロッパの全体像を同時に把握し、明確化することに努めた。その結果、時代や地域を限定した個別的な研究を、より大きな視座に位置づけ直すことができ、またヨーロッパの世俗と宗教のカテゴリーを問い直すための確かな基盤を得ることができた。

自由記述の分野

宗教学・地域研究

研究成果の学術的意義や社会的意義

ヨーロッパの宗教はこれまでもさまざまな形で研究されてきたが、近世から現代まで、西欧から中東欧ロシアまでを見渡して、総合的な見地からの叙述と、内的な分節化を意識した比較を両立させる日本語の研究書は少なかった。本研究は、世俗と宗教という広範な広がりを持つテーマを、学際的な観点から多角的に扱いつつ、統一的にまとめあげる視点をも練りあげた。それによって、学際的かつ社会的な意義を持つ研究としてのひとつのモデルを提供した。

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公開日: 2021-02-19  

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