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2018 年度 研究成果報告書

16世紀前後の日本と東アジアの〈環境文学〉をめぐる総合的比較研究

研究課題

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研究課題/領域番号 16H03389
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 日本文学
研究機関立教大学

研究代表者

小峯 和明  立教大学, 名誉教授, 名誉教授 (70127827)

研究分担者 鈴木 彰  立教大学, 文学部, 教授 (40287941)
金 文京  鶴見大学, 文学部, 教授 (60127074)
染谷 智幸  茨城キリスト教大学, 文学部, 教授 (90316498)
研究協力者 金 英順  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード環境文学 / 東アジア / 比較説話 / 二次元的自然 / 資料学
研究成果の概要

第一に日本及び東アジアの〈環境文学〉をめぐる内外の図書館、美術館などに所蔵される資料調査を実施し、従来着目されていなかった貴重な資料を発見し、収集したこと。第二にそれらの資料にもとづく研究会を内外で継続させたこと。第三に〈環境文学〉に関する総合的なシンポジウムを立教大学で開催し、それに連関するシンポジウムやワークショップを北京、ソウル、ハノイで複数開き、調査と研究の成果をもれなく公表し、論文集及び資料集として公刊する段階に至ったこと、等々である。

自由記述の分野

人文学、日本古典文学、東アジア比較説話

研究成果の学術的意義や社会的意義

従来、近現代文学や欧米との比較文学に止まっていた〈環境文学〉の領域を、前近代の古典分野及び東アジアの漢文文化圏にまでひろげ、東アジアの研究者間の協同体制を作り上げた。天体、気象、四季、景観、災害、食文化、動植物、異文化交流等々の諸分野から基礎的な資料を収集し、それらを体系化することで総合的な視野を開拓し、地球温暖化や大気汚染など深刻化する環境問題や相次ぐ災害問題に対応しうる環境人文学の一環としての地位を確立した。また、〈環境文学〉を軸とすることでカノン主体の文学史を相対化し、あらたな文学史・文化史再編成への道を拓いた。

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公開日: 2020-03-30  

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