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2019 年度 研究成果報告書

近松没後義太夫節浄瑠璃作品のデジタル・アーカイブを利用した包括的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 16H03390
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 日本文学
研究機関早稲田大学

研究代表者

鳥越 文蔵  早稲田大学, 坪内博士記念演劇博物館, 名誉教授 (60063509)

研究分担者 田草川 みずき  千葉大学, 国際未来教育基幹, 准教授 (10367097)
小林 左絵 (上野左絵)  日本女子大学, 文学部, 研究員 (10771933)
内山 美樹子  早稲田大学, 文学学術院, 名誉教授 (30063704)
黒石 陽子  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40247268)
原田 真澄  日本女子大学, 文学部, 研究員 (40580444)
坂本 清恵  日本女子大学, 文学部, 教授 (50169588)
飯島 満  独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, 無形文化遺産部, 特任研究員 (90392547)
東 晴美  日本女子大学, 文学部, 研究員 (10277808)
高井 詩穂  早稲田大学, 文学学術院, 専任講師 (60813780)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワード人形浄瑠璃文楽 / 近世演劇 / 義太夫節浄瑠璃 / 文字譜索引 / 近世語彙索引 / テキストデータ / 書誌調査 / 作品梗概
研究成果の概要

近松没後の未翻刻浄瑠璃作品の書誌調査・翻刻作業を進め、玉川大学出版部の協力を得て、『義太夫節浄瑠璃未翻刻作品集成』第5期(10作品、2018年刊行)・第6期(10作品、2020年刊行)の上梓をめざした。また、これまでの公刊した浄瑠璃翻刻42作品のテキストファイルを再度精査し、刊行された本文との整合性を高め、公開を視野に入れたデジタル・アーカイブ化の準備を行った。
蓄積したデータについては、音曲研究、作品研究に寄与するための文字譜索引の作成に向けてのデータの解析、近世語研究に資するための語彙索引作成に向けて、タグ付け作業を行った。

自由記述の分野

人文学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究課題の学術的な特色の第一は、人形浄瑠璃作品をめぐる学際的な視点からの研究を推進する点にある。浄瑠璃本の網羅的なデータベース化は本研究課題が最初の試みであり、これが本研究の独創的な点である。未翻刻作品の紹介とデジタル・アーカイブ化により、学術研究上に未知の諸情報を提供し、語彙索引・節付索引の整備を目指す本研究課題は、演劇学に加え、日本語学・音楽・文学研究といった多方面において、あらたな研究の地平を切り開く契機になる。
また、各浄瑠璃作品についての言語・音曲・作品面からの多角的な研究が、現在も古典芸能として伝承される、人形浄瑠璃文楽の実態の解明に繋がるものである。

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公開日: 2021-02-19  

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