研究課題/領域番号 |
16H03398
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
川島 隆 京都大学, 文学研究科, 准教授 (10456808)
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研究分担者 |
熊谷 哲哉 近畿大学, 経営学部, 准教授 (20567797)
中村 寿 北海道大学, 文学研究科, 専門研究員 (40733308)
吉川 信 大妻女子大学, 文学部, 教授 (70243615)
桃尾 美佳 成蹊大学, 法学部, 教授 (80445163)
阿部 賢一 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (90376814)
木内 久美子 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 准教授 (90589657)
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研究協力者 |
城 眞一
平野 嘉彦
鈴木 里香
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | アイルランド表象 / ナショナル・アイデンティティ / 亡霊文学 / オカルティズム/スピリチュアリズム / プラハのドイツ語文学 / 多言語状況 / メディア理論 / 翻訳理論 |
研究成果の概要 |
多民族・多言語都市プラハとダブリンの複雑な状況下で生きていた作家たちが、本来は知覚不可能なはずの「亡霊」的なものを知覚させる「メディア」への意識を尖鋭化させていたことが確認された。その際に得られたとりわけ重要な知見は、19世紀末から20世紀初頭にかけて流行したオカルティズムやスピリチュアリズム(心霊主義)が、いわば「見えないものを見る」営みのお手本として、作家たちのアイデンティティ構築の軸をなしていたことである。
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自由記述の分野 |
ドイツ文学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、ともすれば怪しげなもの、迷信的なものとしてイメージされがちなオカルティズムやスピリチュアリズムの文化史的な意義を明らかにした。この点に、まず大きな意義がある。さらに、「亡霊」をめぐる文化現象と、写真や映画、蓄音機やタイプライター、電話や無線通信といった新しいメディアがもたらした社会的なインパクトを、モダニズム文学というレンズを通して一つの連続体として捉えることに成功したのも重要である。
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