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2021 年度 研究成果報告書

古代ギリシア文明における超越と人間の価値―欧文総合研究―

研究課題

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研究課題/領域番号 16H03401
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 ヨーロッパ文学
研究機関東京大学

研究代表者

納富 信留  東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (50294848)

研究分担者 長谷川 岳男  東洋大学, 文学部, 教授 (20308331)
栗原 裕次  東京都立大学, 人文科学研究科, 教授 (40282785)
田中 伸司  静岡大学, 人文社会科学部, 教授 (50207099)
大芝 芳弘  東京都立大学, 人文科学研究科, 客員教授 (70185247)
田坂 さつき  立正大学, 文学部, 教授 (70308336)
高橋 雅人  専修大学, 文学部, 教授 (90309427)
金子 善彦  慶應義塾大学, 文学部(日吉), 教授 (90278309)
近藤 智彦  北海道大学, 文学研究科, 准教授 (30422380)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2021-03-31
キーワード西洋古典 / 哲学 / 超越 / 人間 / 古代ギリシア
研究成果の概要

古代ギリシアで議論された「人間と超越」の問題をめぐり、多数の国際学会で研究発表を行い、英語・日本語での雑誌論文や研究書の公刊を行った。国際的な学術活動では、ブラジルとフランスで開催された国際プラトン学会IPSの2度のプラトン・シンポジウムにメンバー多数が参加して研究発表を行い、同学会が台湾と韓国で開催した「東アジア地区大会」では運営に携わって、基調講演や複数の研究発表を行った。それらの成果はそれぞれの研究成果論文集で発表されている。国内でもギリシア哲学を中心に多数の研究著書や論文を発表し、「世界哲学史におけるギリシア哲学」という主題にも取り組み、国内外に大きな学術的刺激を与えることができた。

自由記述の分野

哲学、西洋古典学

研究成果の学術的意義や社会的意義

「超越と人間の価値」というテーマは現代社会や哲学では看過されがちな根本問題であり、その考察を東アジアを中心に国際的な学術研究の場で英語などで積極的に発信することができた。とりわけプラトン哲学の研究では日本が世界の拠点の一つであること、東アジア諸地域で中心の役割を果たすことが広く認識されている。本プロジェクトの課題は古代哲学・文化研究という狭い枠組みを超えて「世界哲学」という視野や、「対話」の哲学的意義、ゲノム編集と人間存在といった現代倫理学への視座などを提供している。それらは日本語で書かれた多くの研究書、一般概説書に結実し、研究者だけでなく広く一般社会でも高い関心を引きつけている。

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公開日: 2023-01-30  

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