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2019 年度 研究成果報告書

鹿児島県の歴史資料ネットワークの実践と展開

研究課題

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研究課題/領域番号 16H03475
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 日本史
研究機関鹿児島大学

研究代表者

丹羽 謙治  鹿児島大学, 法文教育学域法文学系, 教授 (40264460)

研究分担者 佐藤 宏之  鹿児島大学, 法文教育学域教育学系, 准教授 (50599339)
深瀬 浩三  鹿児島大学, 法文教育学域教育学系, 准教授 (50631884)
高津 孝  鹿児島大学, 法文教育学域法文学系, 教授 (70206770)
日隈 正守  鹿児島大学, 法文教育学域教育学系, 教授 (70260750)
金井 静香  鹿児島大学, 法文教育学域法文学系, 教授 (30295232)
山内 利秋  九州保健福祉大学, 薬学部, 准教授 (20351942)
屋良 健一郎  名桜大学, 国際学部, 上級准教授 (40710158)
山田 浩世  沖縄県立芸術大学, 付置研究所, 研究員 (00626046)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワード資料保存 / 資料ネットワーク / DIGワークショップ
研究成果の概要

鹿児島県内の歴史的資料の所在調査、デジタルカメラによる画像の撮影、ハードディスクへの保存、目録や翻刻集の制作といった、来るべき災害に備える基礎的な作業を行った。また、先行する史料防災ネットワークとの交流を行い、その成果を吸収しながら、宮崎資料ネットワークとの協力関係を築き、資料に関わる専門家の数が限られているなかでいかに災害に備えるかについて模索する取り組みとして、襖剥がしや災害対策として行われているDIG(Disaster Image Games)ワークショップ、シンポジウムを開催し、資料に関わる専門家だけでなく広く一般市民に向けて資料防災の重要性を訴えた。

自由記述の分野

人文学

研究成果の学術的意義や社会的意義

他県に比べ、民間所在の歴史資料保存の重要性の認知度が低く、この四半世紀大きな災害から免れている鹿児島県にあって、資料に何か起こった場合に機動的な対応ができる民間組織が―鹿児島歴史資料防災ネットワーク―が、人間文化研究機構や他の資料ネットワークの応援をえて正式に発足したことが第一の成果である。そして人材の少なさなどを克服するために広域連携を模索しつつ、文書の所在調査、襖から古文書を取り出すワークショップ、DIGワークショップやシンポジウムを通じて、ボランティアとして地元の資料を救うことに寄与したいという人が増えてきている点が挙げられる。

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公開日: 2021-02-19  

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