「消滅」と「一極集中」の政治・行政

2018 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 16H03585
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 政治学
• 研究機関: 公益財団法人後藤・安田記念東京都市研究所(研究部)
• 研究代表者: 新藤 宗幸 公益財団法人後藤・安田記念東京都市研究所(研究部), 研究部, 顧問 (30138549)
• 研究分担者: 西尾 勝 公益財団法人後藤・安田記念東京都市研究所(研究部), 研究部, 顧問 (60009800) ; 棚橋 匡 公益財団法人後藤・安田記念東京都市研究所(研究部), 研究部, 主任研究員 (40573605) ; 川手 摂 公益財団法人後藤・安田記念東京都市研究所(研究部), 研究部, 主任研究員 (60559813) ; 田中 暁子 公益財団法人後藤・安田記念東京都市研究所(研究部), 研究部, 主任研究員 (70559814) ; 小石川 裕介 公益財団法人後藤・安田記念東京都市研究所(研究部), 研究部, 研究員 (00622391) ; 和田 武士 公益財団法人後藤・安田記念東京都市研究所(研究部), 研究部, 研究員 (70759729) ; 倉地 真太郎 公益財団法人後藤・安田記念東京都市研究所(研究部), 研究部, 研究員 (60781078) ; 木村 佳弘 公益財団法人後藤・安田記念東京都市研究所(研究部), 研究部, 研究室長 (50559812)
• 研究期間 (年度): 2016-04-01 – 2019-03-31
• キーワード: 地方自治 / 地域社会 / 地域政治 / 地方行政 / 地方財政

研究成果の概要

「消滅」が危惧される過疎地域の自治体（徳島県那賀町）と、人口・経済的中枢機能の「一極集中」が進行する東京圏の自治体（埼玉県戸田市、千葉県印西市）において、首長・議員・行政職員・住民に対するヒアリングを中心とした実地調査および住民アンケート調査を行い、各地域における《「自治」の実態》、すなわち、地域政治の構造、行財政の状況、教育・医療・福祉政策の現状と課題、地域住民による組織・団体の活動および自治体との関係などを総合的かつ実証的に明らかにした。

自由記述の分野

行政学・地方自治論

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、特定の自治体を取り上げ、その行財政や政治のみならず、広く地域社会全体のありようについて詳細に調査・分析した。これによって得られた事実群は、地域社会の課題やその解決策を考える手がかりとなる。とりわけ人口減少が続く過疎地域における調査から得られた知見は、少子高齢化にともなう人口減少が今後ますます進むであろう日本の地域社会について考察するにあたり極めて重要な意味を有するものと思われる。