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2022 年度 研究成果報告書

H. ソーントンと古典派貨幣理論:その可能性と現代への影響の総合的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 16H03602
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 経済学説・経済思想
研究機関立教大学

研究代表者

佐藤 有史  立教大学, 経済学部, 教授 (60288256)

研究分担者 山倉 和紀  日本大学, 商学部, 教授 (10267007)
内藤 敦之  大月短期大学, 経済科, 教授(移行) (40461868)
久松 太郎  同志社大学, 商学部, 准教授 (60550986)
渡会 勝義  早稲田大学, 政治経済学術院, 名誉教授 (80097196)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2021-03-31
キーワード古典派経済学 / アダム・スミス / デイヴィッド・リカードウ / ヘンリー・ソーントン / ウォルター・バジョット / 金融理論の発展
研究成果の概要

古典派経済学とその金融理論については、日本の諸研究が世界の先端研究と水準を競い合って発展させてきた領域である。そのことを確認し、さらに国際協力のもとで当該領域の研究をいっそう発展させようという意図から、本研究はスタートしたのである。2019年に始まった新型コロナ感染の世界的蔓延は、本研究の意図せざる中断をもたらしたが、国内外の研究協力者たちとの連携の下、可能な限りでの成果をもたらしたと言える。
本科研費によって助成された国際ワークショップは、平成28~30年度、新型コロナの世界的蔓延による3年の中断を経て令和4年度と計4回開催され、それ以外にも研究代表者・分担者による個別論文等が出版された。

自由記述の分野

経済学史

研究成果の学術的意義や社会的意義

アダム・スミス、デイヴィッド・リカードウならびにヘンリー・ソーントン、さらには中央銀行論の重要な形成者ウォルター・バジョットといった古典派金融理論の形成者たちは、今日の世界の研究状況の中でさらにその重要性を増しており、本研究プロジェクトによってこの領域における日本の研究水準が世界の最先端のそれに十分伍していることを確認できた。
そして、本科研費による国際ワークショップにおいて再確認されたのは、当該領域における研究の国際協力の重要性であった。そうしたことを本研究プロジェクトが部分的に実現してきた意義は大きいと考えられるし、またこうした国際協力が当該領域において継続されるべき意義も再確認された。

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公開日: 2024-01-30  

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