研究課題/領域番号 |
16H03649
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
西村 雄志 関西大学, 経済学部, 教授 (10412420)
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研究分担者 |
石川 亮太 立命館大学, 経営学部, 教授 (00363416)
正木 響 金沢大学, 経済学経営学系, 教授 (30315527)
杉原 薫 総合地球環境学研究所, 研究部, 特任教授 (60117950)
加藤 慶一郎 大阪商業大学, 総合経営学部, 教授 (60267862)
鎮目 雅人 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (80432558)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 決済システム / 近代銀行業 / グローバル・ヒストリー |
研究実績の概要 |
本年度は、2018年7月29日から8月3日までボストンで開催された国際経済史会議で本科研のテーマでセッションを組織し、各研究分担者がペーパーを提出して発表する事を中心に取り組んだ。研究分担者の加藤先生と石川先生は所用で参加できなかったが、研究協力者として本科研に参加してくれていた石津先生やBochove先生をはじめとして5名の海外の協力者と共にセッションを成功裏に終えることが出来た。 国際経済史会議で発表した成果に関しては、当日のセッションを聞きに来てくれていたイギリスの出版社の編集者より論文集として刊行する事を前向きに検討してはどうかと言ったアドバイスを頂いており、セッションを共に組織した石津先生やBochove先生とも相談しつつ、現在プロポーザルの執筆を急いでいる。それまでの間に研究分担者は、当日のセッションに参加出来なかった加藤先生と石川先生を含め、当日発表した(あるいは発表予定であった)ペーパーをディスカッションペーパーのかたちで刊行する予定にしている。こちらについては2019年度の間に各々が選んだディスカッションペーパーのシリーズで発表するように御願いしている。 2018年度の国際経済史会議での発表は交付申請時に構想した最も重要な研究発表の場であった。申請時に想定していた以上に好評を得たので、論文集の刊行も当初の予定よりスムーズに進めていけるのではないかと考えている。その結果、決済システムの国際比較から近代銀行業を上位と捉えてインフォーマルな決済システムがその下に統合されていくといった通説的な理解を、少しずつではあるものの着実に修正していけると、本科研の研究代表者と研究分担者、そしてこの研究テーマに大きく貢献してくれた海外の研究協力者は強く考えている。
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現在までの達成度 (段落) |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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