研究課題/領域番号 |
16H03656
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 大阪市立大学 (2017-2020) 和歌山大学 (2016) |
研究代表者 |
吉村 典久 大阪市立大学, 大学院経営学研究科, 教授 (40263454)
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研究分担者 |
柴田 明 日本大学, 商学部, 准教授 (10550098)
堀口 朋亨 国士舘大学, 経営学部, 准教授 (20568448)
曽根 秀一 静岡文化芸術大学, 文化政策学部, 准教授 (70634575)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | 企業統治 / コーポレート・ガバナンス / 同族企業 / 企業倫理 / ドイツ企業 / 日本企業 / ステークホルダー |
研究成果の概要 |
本研究では、日欧の同族企業における企業統治の特質と経営戦略選択の関連性を明らかにした。現状認識として、多くの同族企業は、非上場の形態をとっていることが少なくなく、上場企業のように、経営者が短期間で十分な利潤をあげることができなかったとしても、いわゆる物言う株主から、掣肘を受けることはほぼない。そのため、企業統治がどのように「上手」に運営されているのか示し、それが経営や経営戦略の選択にどのような影響を与えているのかを明らかにした。
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自由記述の分野 |
経営学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
多くの企業が同族によって運営されている中で、同族企業による経営実態を企業統治と経営倫理および経営戦略の側面から国際的に検証したことは、経営改善のために資料を提供することにつながり、それは回り巡って国民経済全体の福祉に資するものであると考える。海外事例の紹介およびその検証は少なく、すでに逃れることが不可能となったグローバル経済の実態理解にも資すると考える。
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