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2019 年度 研究成果報告書

多重的社会問題の分析と解決を日本から国際発信する総合研究

研究課題

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研究課題/領域番号 16H03687
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 社会学
研究機関東京大学

研究代表者

赤川 学  東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (10273062)

研究分担者 山本 功  淑徳大学, コミュニティ政策学部, 教授 (10337694)
佐藤 哲彦  関西学院大学, 社会学部, 教授 (20295116)
永田 夏来  兵庫教育大学, 学校教育研究科, 講師 (40613039)
佐藤 雅浩  埼玉大学, 人文社会科学研究科, 准教授 (50708328)
中河 伸俊  関西大学, 総合情報学部, 教授 (70164142)
石島 健太郎  帝京大学, 文学部, 講師 (70806364)
木戸 功  聖心女子大学, 現代教養学部, 教授 (80298182)
苫米地 伸  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (80466911)
櫛原 克哉  東京通信大学, 情報マネジメント学部, 助教 (00814964)
梅田 直美  奈良県立大学, 地域創造学部, 准教授 (60618875)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワード構築主義 / 社会問題 / 国際発信
研究成果の概要

2020年3月、英語論文9本からなる成果報告書『多重的社会問題の分析と解決を日本から国際発信する総合研究』(赤川学編)を印刷・刊行した。多重的社会問題のテーマは、少子化、喫煙、トラウマ、薬害、精神疾患、地方移住、親子関係、社会人カテゴリー、社会問題に関する教育など多岐に亘っている。
分析の手法は、新聞記事や国会議事録をもとにした、言説や語りの内容が変化するさまや要因を探求する歴史的な分析と、インタビューにもとづいて、ある現実やストーリーが生み出され、共有されていくさまを論じるフィールドワーク的な分析が併用されている。

自由記述の分野

社会学

研究成果の学術的意義や社会的意義

構築主義アプローチの強みは、ミクロな相互行為場面における問題構築と、全体社会におけるマクロな問題構築とその歴史的変容を、首尾一貫した分析手法によって解明することにある。それは、問題構築のレトリックとクレイム申し立て活動の連鎖に着目することで、実際の問題解決に取り組む当事者に対して、多大な示唆を与えうる本研究では、アメリカ社会問題学会や世界社会学会議、英・米社会学会など国際的な学会で、英語で集中的にその成果を発信し、「日本発の社会問題研究」のプレゼンスを大きく高めることに貢献した。言語障壁を越えて、日本の人文社会学的研究の国際的プレゼンスを高めるために一定の役割を果たした。

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公開日: 2021-02-19  

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