研究課題/領域番号 |
16H03712
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
|
研究機関 | 国際医療福祉大学 (2019-2021) 桜美林大学 (2016-2018) |
研究代表者 |
白澤 政和 国際医療福祉大学, 医療福祉学研究科, 教授 (20094477)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
|
キーワード | ケアマネジメント / ソーシャルワーク / 介護支援専門員 / 相談支援専門員 |
研究成果の概要 |
介護支援専門員調査では、ソーシャルワーク・ケアマネジメント実施度として、環境への支援、利用者・家族との共同、ストレングス支援、高齢者と環境との関係の把握、利用者との関係、他機関とのチームワーク、インフォーマルケアの活用の7因子を生成し、各因子ともソーシャルワーカーと他専門職間で差がみられなかった。相談支援専門員調査では、利用者の意思決定支援の実施度と重要度として①丁寧な意思形成・表明・実現支援、②事業所の意思決定支援体制、③意思決定の判断基準、④本人理解のためのアセスメントの4因子を生成したが、社会福祉士は①の実施度が低く、①③の重要度が高く、精神保健福祉士は①の実施度が高かった。
|
自由記述の分野 |
社会福祉
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、ケアマネジメントは多くの国家資格者等が実施しているが、ソーシャルワーカーは利用者本位を視点にして支援をする特徴があり、そうした特徴をケアマネジメントに従事するソーシャルワーカーがどこまで実施しているのかを明らかにし、さらにそうした特徴を全てのケアマネジメントに従事する人々に拡大していくことは社会的に意義あることである。
|