多職種が参加する終末期事例検討会を複数回実施し、5件法で評価した。5項目の平均値は4.0で学びの獲得につながっていた。先行研究とインタビューから、疾患別終末期ケアガイドラインと評価指標を作成し、A市で予備調査を実施した。その結果、6領域25項目に整理した。 日仏伊の終末期ケアにおける多職種チームによる意思決定について20か所の関係機関にヒアリング調査を行った。フランスは①尊厳死法の整備と事前指示書の普及、②制度や場を越えて活動する緩和ケアモバイルチームの整備、③緩和ケア教育の充実による人材育成が、イタリアは①事前指示書の導入、②3段階の緩和ケアネットワーク形成、③ホスピス整備が特徴であった。
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