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2019 年度 研究成果報告書

嫌悪とヘイトスピーチ:排斥行動の内的過程解明とその予防に資する基礎的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 16H03725
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 社会心理学
研究機関宇都宮大学

研究代表者

中村 真  宇都宮大学, 国際学部, 教授 (50231478)

研究分担者 岩佐 和典  就実大学, 教育学部, 准教授 (00610031)
河野 和明  東海学園大学, 心理学部, 教授 (30271381)
今田 純雄  広島修道大学, 健康科学部, 教授 (90193672)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワード嫌悪 / 感情 / 社会的排斥 / ヘイトスピーチ / 社会問題
研究成果の概要

本研究計画は、ヘイトスピーチや差別のような排斥行動の背景にある内的、心理的プロセスについて、とくに嫌悪感情との関係で解明し、その予防に資する提言に結びつけることを目的に行われた。個別の研究テーマとしては、嫌悪と関連感情に焦点を当てつつ、行動免疫、非人間化、進化心理学的背景、表情などと結び付けて、筋電図や身体反応の測定から、認知的評価、質問紙によるウェブ調査などを行った。研究成果は、年度ごとに複数の研究会、セミナー、シンポジウムを実施するとともに、日本感情心理学会機関誌のエモーション・スタディーズ誌に特集として公表した(特集:社会的共生と排斥行動:問題の所在)。

自由記述の分野

感情心理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

ヘイトスピーチや差別に代表される排斥行動に関する心理学的研究では、これまで、主に社会心理学などによって集団行動の観点から多くの研究と分析が行われ、重要な知見が蓄積されているが、嫌悪感情に焦点を当てて個人内の心理的プロセスを解明しようとした研究はほとんどなく、この研究計画の成果として、排斥行動の心理的プロセスを説明するモデルの原型の解明に結び付けられたことは重要な学術的意義をもつ。さらに、研究成果は、毎年複数の研究会、セミナー、シンポジウムなどで公表するとともに、、日本感情心理学会機関誌のエモーション・スタディーズ誌に特集として広く社会に公表している(特集:社会的共生と排斥行動:問題の所在)。

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公開日: 2021-02-19  

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