研究課題
対象者数を増やし、日本手話を母語もしくは第一言語とする者2名、専門学校において日本手話習得・通訳養成指導を受けた手話通訳者2名、音声日本語の要素が強い手話通訳者10名を対象として、大学の授業の一部を題材に起点言語を日本語,目標言語を(日本)手話とする訳出を行ってもらい、その様子をデジタルビデオカメラに収録した。訳出表現の言語学的特徴、通訳作業過程における認知的観点から分析を行い、両者の訳出の特徴を明らかにした。そして、分析結果をろう通訳の解説コンテンツとして反映させた「オンライン学術手話通訳教材集」Webサイトを制作した。同教材集は、講義音声・パワーポイントなどの講義資料・音声の書き起こし字幕を多画面構成動画で再生できる「通訳練習素材集」、「モデル通訳集」(「場面で選ぶ」・「訳出表現で選ぶ」)、用語集、事前準備の行い方等で構成されている。「通訳練習素材集」は大学の授業が約90コマ収録されている。
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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群馬大学教育実践研究
巻: 36 ページ: 143-152
通訳翻訳研究への招待
巻: 20 ページ: 141-158
大阪大学高等教育研究
巻: 6 ページ: 1-13
10.18910/68154
http://sl-interpreting.org/