研究課題
基盤研究(B)
ねじれ型重力波望遠鏡TOBAの開発を進めた。4Kという低温下で懸架系およびねじれ振り子を動作させることに成功し、熱雑音抑制のための重要な成果を挙げた。また、能動防振によって地面振動の影響を1/100以下に抑えること、レーザー干渉計を用いた角度センサの原理実証、ねじれ振動の熱雑音の評価研究など成果が得られた。
重力波宇宙物理学
低周波数での重力波観測によって、連星合体前の情報やより重たいブラックホールの観測が可能になる。本研究はその重力波観測に向けた重要な一歩となるものである。