メラノフロジャイトはCO2やメタンガスをその構造に取り込む。本研究により、メラノフロジャイト中のCO2は、摂氏400度までは安定であることがわかった。これは温室効果ガスであるCO2を構造に取り込んでも極めて安定であるが分かり、環境問題への応用の可能性があることを示した。 また、本研究では低周波数ラマン分光法を、既存の装置を改造して整備した。そこで使われたり、開発したテクニックは分析分野でも役立つと思われる。研究の広報も兼ねて、wikiページを使って、本研究の成果を一般の方が見られる形で公開している。英語版も作成しており、英語版についてはこれまで約5,800件の閲覧があった。
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