研究課題
基盤研究(B)
本研究では、血管バイオアッセイに用いるマイクロデバイスを開発した。血液の流れを模倣して送液培養できるデバイス、血管拡張を模倣した細胞伸展培養デバイス、またゼラチンを材料としたデバイスを開発した。このデバイス培養は、組み込む細胞を換えることで、様々な血管モデルを作り出すことができる。応用例として、1.哺乳類の発生初期での造血形成、2.肺高血圧症における平滑筋細胞の増殖の研究に取り組んだ。
生物分析化学
細胞バイオアッセイは、動物を使わずに物質が生物に及ぼす影響を細胞で評価する分析方法である。近年、ヒトの細胞微小環境を正確に反映する組織モデルによるアッセイの開発が求められている。本研究では、血管内皮細胞の培養条件を詳細に調べ周囲の細胞や間質とともに再構成することで、生理的に適切な血管モデルの構築を試みた。開発したモデルは発生学から難治疾患解明まで広く血管研究に貢献できる。