研究成果の学術的意義や社会的意義 |
有機エレクトロニクスは次世代の電子デバイスとして有望視されている。しかし、材料開発の面から克服すべき課題が山積みの状況である。構造有機化学に基づく分子合成からOFET,OPV材料への応用に向けて研究を遂行し、構造物性機能相関の解明と材料としての高性能化に基づく設計指針の確立を達成できれば、材料開発のブレークスルーに直接的につながる。すなわち本研究は、学理追求型研究であるが産業的にもインパクトの高いチャレンジングな研究である点で学術的意義を有する。また、次世代エレクトロニクスに繋がる本研究は、高度技術化の利便性を享受しつつ人類の持続的発展に寄与する基盤を構築する点で社会的意義を満たすものである。
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