| 研究課題/領域番号 |
16H04214
|
|---|
| 研究種目 |
基盤研究(B)
|
| 配分区分 | 補助金 |
|---|
| 応募区分 | 一般 |
|---|
| 研究分野 |
無機工業材料
|
|---|
| 研究機関 | 東京工業大学 |
|---|
研究代表者 |
武田 博明 東京工業大学, 物質理工学院, 准教授 (00324971)
|
|---|
| 研究分担者 |
磯部 敏宏 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (20518287)
奥寺 浩樹 金沢大学, 地球社会基盤学系, 准教授 (50401881)
鶴見 敬章 東京工業大学, 物質理工学院, 教授 (70188647)
保科 拓也 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (80509399)
小玉 展宏 秋田大学, 理工学研究科, 教授 (90282152)
近藤 淳 静岡大学, 工学部, 教授 (10293606)
|
|---|
| 研究協力者 |
生駒 俊之
|
|---|
| 研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
| キーワード | 圧電結晶 / 高温特性 / 表面特性 / 生体活性 |
|---|
| 研究成果の概要 |
本研究の目的は広い温度範囲で動作し，かつ高い生体活性をもつ微小質量センサ用材料を提唱することである．研究代表者が見いだしたゲーレナイト（CAS）結晶に対し，その材料定数と温度係数を決定し，バルク弾性波および表面弾性波（SAW）の解析を行い，実測を行った結果，微小質量センサ用材料として有望であることがわかった．また，CAS結晶の親水性，イオン溶出量，細胞親和性を評価した結果，優れた生体活性をもつことが明らかとなった．
|
| 自由記述の分野 |
無機工業材料、無機材料・物性、結晶工学
|
| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では，ゲーレナイトに代表されるメリライト型結晶が広い温度域で動作可能で高表面活性をもつ微小質量センサに展開できることが示された．このセンサは微小質量測定技術を飛躍的に向上させ，環境低負荷化に寄与する燃焼炉のダストモニタの実現，薄膜デバイス製造に重要なプロセス監視，生体分子吸着の逐次センシングによる生体分子間相互作用の解明に繋がり，環境低負荷化への解決や生化学や生体医工学の発展の一助となる．
|
