『スイッチングアシスト回路』の具体的なプロトタイプ回路を試作した。前年度に引き続き負荷短絡形(リアクトル短絡形)のプロトタイプ試作と実機検証だけでなく,ドライブ回路付加形のプロトタイプ試作も行い実機による性能評価を行った。このとき,最適な回路パラメータを理論的に導き,その妥当性を実験的に検証した。また,ドライブ回路付加形のスイッチングアシスト回路を単相PWMインバータに適用し,負荷電流の大きさに応じて本回路を動作させたり,動作させなかったりする工夫も必要であることを明らかにした。 以上の研究成果は国内の研究会で発表したほか国際会議でも発表し,学術論文誌にも掲載された。
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