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2018 年度 研究成果報告書

社会基盤計画の遂行におけるレジリエンス能力の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 16H04431
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 土木計画学・交通工学
研究機関芝浦工業大学

研究代表者

岩倉 成志  芝浦工業大学, 工学部, 教授 (20223373)

研究分担者 谷口 守  筑波大学, システム情報系, 教授 (00212043)
屋井 鉄雄  東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (10182289)
井上 聰史  政策研究大学院大学, 政策研究科, その他 (20625206)
森川 高行  名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (30166392)
毛利 雄一  一般財団法人計量計画研究所, その他部局等, 研究員 (60246692)
天野 光一  日本大学, 理工学部, 教授 (70193026)
田村 亨  北海商科大学, 商学部, 教授 (80163690)
研究協力者 野中 康弘  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードレジリエンス / 人材育成 / 土木技術者 / 社会基盤計画 / オーラルヒストリー / ライフストーリー
研究成果の概要

わが国は財政制約から新規のインフラ投資が困難な状況の中で,従来に増して複雑で対応が難しい社会基盤計画の時代を迎えている.プロジェクトの減少や長期化が起きており,若手技術者のプロジェクト実現経験の減少は,大きな負のスパイラルを描いて,技術力を低下させていく可能性が高い.困難な状況に上手に適応し,それを遂行するレジリエンス能力を備えた若手人材を多く輩出することが重要かつ必須と考える.本稿では困難なプロジェクトを乗り越えてきた7名の先人を題材に,幼少期からのオーラルヒストリーを得て,土木技術者に必要なレジリエンス能力と能力形成過程を考察した.

自由記述の分野

交通計画

研究成果の学術的意義や社会的意義

困難なプロジェクトを成し遂げた土木技術者のオーラルヒストリー研究を行うきっかけは,この数年のいくつかのプロジェクトが急速に足踏みし始めたことだった.財源的な問題や整備制度の不適合,費用便益分析結果が思わしくないという問題など,右肩下がりの時代で,建設費が高額なプロジェクトに世論や株主に対峙しなければならない土木技術者が委縮する気持ちも想像できるが,国際都市間競争が苛烈になり,地球温暖化問題を抱え,大規模な自然災害が頻発する現代だからこそ,イノベーティブで,レジリエントな人材が希求される.型にはまらない発想で,スピード感をもって行動し,失敗して前進する土木技術者を数多く育てるための研究である.

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公開日: 2020-03-30  

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