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2018 年度 研究成果報告書

環境汚染を内包する産業ランドスケープのGI化のためのプラットフォーム構築

研究課題

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研究課題/領域番号 16H04474
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 都市計画・建築計画
研究機関大阪大学

研究代表者

阿部 浩和  大阪大学, サイバーメディアセンター, 教授 (20346125)

研究分担者 宮川 智子  和歌山大学, システム工学部, 教授 (30351240)
黒瀬 武史  九州大学, 人間環境学研究院, 准教授 (50598597)
保高 徹生  国立研究開発法人産業技術総合研究所, 地質調査総合センター, 主任研究員 (60610417)
研究協力者 大塚 紀子  ILS Dortmund
Rusche Karsten  ILS Dortmund
OBE Paul Nolan  Mersey Forest
Olver Clare  Mersey Forest
山出 美弥  大阪大学, 招聘研究員
伊勢原 宥人  株)竹中工務店
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード都市・地域計画 / 行政・制度 / 土壌・水環境 / 環境保全
研究成果の概要

本研究は環境汚染を内包する産業ランドスケープを都市の縮退化に合わせて施設投資を抑え、生態系サービスの価値を再評価するグリーン・インフラ(GI)として整備することで、新たな社会資本として再生させている欧米諸国の先行事例を調査し、「制度的枠組と都市政策の位置づけ」「環境(土壌)汚染に対するリスクガバナンス」「産業ランドスケープの活用と文化的再生戦略」「官民連携と住民参加のメカニズム」「環境的価値・社会的価値の評価」の5つの課題を通して、GI ベースの都市再生に不可欠な新たなプラットフォームとして示した。

自由記述の分野

工学、建築・都市計画

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまでの産業ランドスケープの再生に関する課題はいずれも遊休地化した土地を利活用して高度化を図る議論が中心であった。しかしながら社会の縮退化のコンテキストが進む中で、本研究はこれまでの開発誘導型の施設整備を中心とした再編ではなく、生態系サービスによってレジリエントで代替可能な社会的インフラとしてのGIによる再編を進めるための基礎的要件になるとともに、今後の我が国の社会資本整備の方向性を検討する契機になるものと考えている。

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公開日: 2020-03-30  

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