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2018 年度 実績報告書

アーバン・ヴィレッジの居住環境の変容とその整備手法に関する総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 16H04480
研究機関日本大学

研究代表者

布野 修司  日本大学, 生産工学部, 特任教授 (50107538)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードアーバン・ヴィレッジ / 都市住宅 / 都市組織 / 都市村落 / 居住環境整備 / カンポン / メガシティ / KIP
研究実績の概要

本研究は,インドネシアのカンポン(都市村落)に関する研究を開始(1979年)して以降,これまで展開してきた都市組織(urban tissues, urban fabric)研究を集大成し,発展途上地域特にアジアのメガ・シティ(大都市)とアーバン・ヴィレッジ(都市村落)の形成,変容,転生のあり方を体系的に明らかにし,総合的な居住環境整備の手法を提起することを目的にしている。そして、本研究は、これまで調査してきた大都市、インドネシアのスラバヤ、タイのバンコク、インドのコルカタ、ジャイプル、中国の北京および西安の同じ街区について、同じフォーマットで調査することを大きな特徴とする。
本研究の核となる臨地調査(都市組織調査)については、中国福建省福州(20180426-30)、海南島海口(20180524-29)、陝西省西安(20181119-26)、タイ、バンコク、アユタヤ、スコータイ、ナン、チェンナイ(20190222-0228)、インドネシアジャカルタ、ジョクジャカルタ、そして、本研究の中心ターゲットであるスラバヤの3つのカンポン(サワハン、ドノレジョ、サワ・プロ)について行った(20180817-0825)。また、韓国については、平昌で行われたISAIAに参加、論文発表とともに研究交流を行った。また、スラバヤでは、日本建築学会建築計画委員会主催のシンポジウムを開催、カウンターパートであるJ.シラススラバヤ工科大学榮譽教授と参加メンバーとともにKIP(カンポン・インプルーブメント・プログラム)の今後の展開について議論を行った。以上の総括的な補足調査とシンポジウム等における議論によって、初期の目的をほぼ達成することができた。

現在までの達成度 (段落)

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2019

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件)

  • [雑誌論文] スラバヤ,インドネシアにおけるルーマー・ススンの共用空間の使われ方に関する考察2019

    • 著者名/発表者名
      古田 莉香子,山岸 輝樹,篠崎 健一,広田 直行,布野 修司
    • 雑誌名

      日本建築学会論文報告集

      巻: 84巻・760号 ページ: 001-007

    • 査読あり
  • [学会発表] Study on the Spatial Composition of Rumah Susun (Surabaya, Indonesia)2019

    • 著者名/発表者名
      Rikako, Furuta, Shuji, Funo
    • 学会等名
      10th ISAIA(Pyonchang)
    • 国際学会
  • [学会発表] インドネシア・スラバヤのルスン・ソンボにおける居室空間の間取りの構成に関する考察2019

    • 著者名/発表者名
      古田梨香子、広田直行
    • 学会等名
      日本建築学会

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公開日: 2019-12-27  

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