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2018 年度 研究成果報告書

肝細胞がんの多様性・変幻性におけるMT1-MMP依存性分子経路の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 16H04695
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 腫瘍生物学
研究機関金沢大学

研究代表者

清木 元治  金沢大学, 医学系, 特任教授 (10154634)

研究分担者 滝野 隆久  金沢大学, GS教育系, 教授 (40322119)
金子 周一  金沢大学, 医学系, 教授 (60185923)
越川 直彦  地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立がんセンター(臨床研究所), 臨床研究所, 部長 (70334282)
坂本 毅治  東京大学, 医科学研究所, 准教授 (70511418)
山下 太郎  金沢大学, 附属病院, 准教授 (90377432)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード肝臓がん / がん幹細胞 / がんの増殖・浸潤・転移 / MT1-MMP / HIF-1 / Mint3 / EpCAM / CD90
研究成果の概要

がんは多様な性質を持つがん細胞から構成されており、治療への感受性も細胞ごとに異なる。がんにはがん幹細胞が存在するとされており、そこから実際のがん細胞が生じる。従って、がんの理解にはがん幹細胞を理解することが不可欠である。
ヒト肝臓がんではEpCAM陽性とCD90陽性の異なるタイプのがん幹細胞が知られており、両タイプの相違は造腫瘍性や浸潤・転移などの病態に反映される。本研究ではがんの悪性形質を制御する膜型マトリックスメタロプロテアーゼ(MT1-MMP)と本分子により駆動される分子経路の要となる分子の発現と機能を二つのタイプのがん幹細胞で発現していることを確認した。

自由記述の分野

がんの分子生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

肝臓がん幹細胞としてEpCAM陽性タイプの細胞とCD90陽性タイプの存在が知られており、これら細胞の特徴は肝がんの臨床像に反映される。悪性化を促進する膜型プロテアーゼ(MT1-MMP)とそれによって駆動される分子経路をそれぞれのタイプの幹細胞での発現と働きを明らかにした。その結果、新しい腫瘍マーカーや治療法の開発につながる知見が得られた。

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公開日: 2020-03-30  

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