研究課題
・モガムリズマブ投与後、皮膚障害出現時、血清中に出現する自己抗体を用いて、標的抗原を探索し、いくつかの候補タンパクを同定した。・モガムリズマブ投与後 皮膚障害局所において、免疫病理学的検討を実施。皮膚細胞に反応する IgM抗体、IgM抗体に沈着する 補体C1q の存在を確認した。この所見は、皮膚細胞に対する自己抗体が、補体古典経路を介して皮膚障害を引き起こしていることを示す。・モガムリズマブ皮膚障害時において、末梢血単核球のT細胞受容体のレパトア解析を行った。結果 T細胞受容体のレパトア diversity が広がっていることが明らかになった。
2: おおむね順調に進展している
研究は当初の予定に従い、進行している。
計画に基づき、研究を継続する。
すべて 2016
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件)
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