研究課題/領域番号 |
16H05002
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
安永 円理子 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (00380543)
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研究分担者 |
高田 大輔 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (80456178)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 果実物性 / 流通環境 / 果実品質 / 輸送 |
研究実績の概要 |
本研究では,『果実物性の流通環境依存性モデルの構築と流通シミュレーション解析への適用』を目指して,フィールド調査・室内実験・数値解析からなる系統的な研究を展開することを目的とする.先ず,流通過程において,雰囲気(温度・湿度)環境とともに時々刻々と変化する果実の物性および生理活性の測定手法と,これらを反映した数理モデリング技術の構築に取り組んでいる. 桃の流通環境データを得るためのフィールド調査を実施した.得られたデータに基づき室内実験を行い,流通過程において時々刻々と変化する果実物性・生理活性・栄養成分を測定した. 既にフレームワークを提案している果実物性の流通環境依存性モデルについて,先の室内実験結果を反映し得るよう拡張を行っている.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本研究は,フィールド調査と室内実験により構成されているが,いずれも当初の計画通りに進行しているため.
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今後の研究の推進方策 |
流通過程において,雰囲気(温度・湿度)環境とともに時々刻々と変化する果実の物性および生理活性の測定手法と,これらを反映した数理モデリング技術の構築に取り組む.
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