東北メディカル・メガバンク計画地域住民コホートの対象者のうち、宮城県の地域住民コホートで頸動脈エコー検査を受けた対象者のうち、頸動脈IMT上位25%と下位25%を抽出し、さらに性・年齢階級を考慮してメタボローム測定者を抽出した。その結果2002名のメタボローム測定が完了した。今回、LC-MS165項目、NMRによる37項目について分析を行った。性・年齢を調整した重回帰分析の結果、LC-MS測定項目から3項目、NMR測定項目から9項目が統計学的に有意(P<0.05)に頸動脈肥厚者と頸動脈正常者で差が認められた。
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