研究成果の概要 |
心不全の疫学研究は欧米以外に殆どない。追跡可能な2809人を2年毎健診実施した。潜在性心不全(LHF)はBNP≧100pg/mLとした。18134人年の追跡期間中に335人のLHFを観察した。LHFのスコアは<60、60、70、80歳代で0,3,6,9点,心房細動で3点、心雑音、CHD、脳梗塞、収縮期高血圧(sHT)かつnon-HDLC>140mg/dL、収縮期前高血圧かつnon-HDLC≦140mg/dLで2点, sHTかつnon-HDLC≦140mg/dLで3点、GFR<45 mL/min/1.73m2、過剰飲酒で1点であった(C-統計値 0.73, 95% CI: 0.70-0.76)。
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