研究実績の概要 |
CTDMに換わる新しいハイブリッド分子として、C1-INH + DAF(CD55) + MCP(CD46)= C1DMを作成し、次にThrombomodulinを2Aで繋いだ。さらにHLA-Ev147-2A-beta-microglobulinを繋いだ大きなプラスミッドを構築した。 またさらに、loxP-Puromycine resistant gene-loxPをその下流に繋ぎ、cre-loxP systemで後から飛ばせるようにし、CMAH遺伝子のExon7のtargetting pointの両側の1kbpほどをwingとしてつけたknockin用vectorを完成させた。 同時に、U6-promoterの下流にCMAHのexon7をknockoutするためのCRISPR vector, pX330-CMAH,を用意した。また、同じくalpha1,3Galactosyl Transferase geneのexon4をknockoutするためのCRISPR vector, pX330-alphaGal,も用意した。 加えて、昨年よりのCD200とCL-SP-D分子に関しては、そのmonocyte/macrophageに対する制御機能がそれぞれCD200RとSIRPalphaのITIMを通じ、SHP-1が介することで発揮する事を確認した。またさらに、新しくCD31をノミネートしブタの血管内皮に発現させ、この分子がmonocyte/macrophageの次に問題となる好中球の攻撃を同じ様な機構で抑制することを確認した。
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