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2018 年度 研究成果報告書

関連遺伝子群のゲノミクス解析による間質性膀胱炎の病態解明

研究課題

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研究課題/領域番号 16H05463
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 泌尿器科学
研究機関東京大学

研究代表者

本間 之夫  東京大学, 医学部附属病院, 登録診療員 (40165626)

研究分担者 新美 文彩  東京大学, 医学部附属病院, 登録診療員 (00376451)
前田 大地  大阪大学, 医学系研究科, 特任教授(常勤) (30585500)
井川 靖彦  東京大学, 医学部附属病院, 特任教授 (40159588)
石川 俊平  東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 教授 (50418638)
伊藤 雅史  地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究部長 (80393114)
森川 鉄平  東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 客員研究員 (80451772)
相澤 直樹  東京大学, 医学部附属病院, 特任講師 (80595257)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード間質性膀胱炎 / 膀胱痛症候群 / RNA-seq / レパートリー解析 / マイクロRNA
研究成果の概要

間質性膀胱炎/膀胱痛症候群に対して、浸潤リンパ球のレパートリー解析、トランスクリプトーム解析による網羅的遺伝 子発現プロファイリング、エクソーム解析による背景遺伝子異常の探索(既知の腫瘍原性遺伝子変異の検索を含 む)といった網羅的ゲノム解析手法を応用した解析を行い、ハンナ型間質性膀胱炎では浸潤リンパ球、とくにB細胞のクローナル増殖が特徴的な現象であることを突き止めた。病因に関与する特異的な生物学的経路として、VEGF及びBAFFシグナル伝達系遺伝子群によって構成される経路が関与している可能性が高いことを同定した。

自由記述の分野

泌尿器科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

原因不明の指定難病であるハンナ型間質性膀胱炎において、その病態に特定の免疫応答が関与している可能性を突き止めるとともに、病態特異的な変動遺伝子及び生物学的経路としてVEGF,BAFFシグナル伝達系遺伝子群/経路を同定した本研究成果は病態解明はもとより、治療標的やバイオマーカーの創出につながる可能性があり、難治性疾患の治療・診断の向上に寄与する可能性が高い。

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公開日: 2020-03-30  

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